金融資産ってどんなものがあるの?

ライフプランニングを進めるうえでは、
自分がどれくらいの資産を持っているのかを確認する必要があります。
資産には「金融資産」と「実物資産」の2種類がありますが
このページでは、そのうちの1つ「金融資産」について学びます。

金融資産とは

金融資産とは、現金や有価証券などを言います。
有価証券については、説明すると難しくなってしまうので省略しますが、
具体的には株券や債券等がこれにあたります。

金融資産には以下の物があります。

■お金
現金です。日本円だけではなく、ドルやユーロをはじめとする外貨も含まれます。

■預金・貯金
普通預金や定期預金、郵便貯金などです。
こちらも日本円だけではなく、外貨も含まれます。

■株式
文字通り、株です。
ご自身が投資している株式の購入時の価格ではなく、今の価格を知る必要があります。
外国株も含まれます。

■債券
社債や国債、地方債などです。外国債も含まれます。

■投資信託
こちらも株とほとんど同じですね。外国籍の投資信託も含まれます。
債券型の投資信託も入ります。
投資信託も有価証券です。

■生命保険
養老保険、解約返戻金、満期金など貯蓄性のある物をさします。
掛け捨ての生命保険は、資産と考えない方がいいでしょう。

■商品券・小切手
金融資産と言って良いのか微妙ですが、有価証券の一つです。
使わないのであれば、現金化して、運用できる形にしておくのがいいでしょう。
チケットショップで買取をお願いすると、額面より安くなってしまいますので、よく考えて現金化しましょう。

運用可能な金融資産とは

上に上げた金融資産の多くが
ライフプランニング上で運用可能な金融資産です。

運用可能な金融資産かどうか、という判断の一つとして、
「現金化」できるかどうか?という基準を持つといいでしょう。

すでに述べたように、掛け捨ての生命保険は支出ばかりですので、
運用できる金融資産ではないですね。

実物資産と違って、金融資産はほとんどが運用可能です。

まとめ

・金融資産とは現金や有価証券などのことを言う
・ほとんどの金融資産はライフプランニング上で運用可能
・生命保険の掛け捨て型は金融資産に入れない