ローンには大きく分けて3つの種類があります。その1つが目的別ローン。
他の2つはフリーローンとカードローンです。
いったい目的別ローンとはどのようなローンなのでしょうか? 詳しく見てみましょう。
目的別ローンとは
目的別ローンとは、特定の目的に使うことを前提に、お金を借りるローンです。
代表的なものは、住宅ローン、自動車ローンなどです。
それぞれ、住宅購入のためにお金を借りたり、自動車購入のためにお金を借りたりします。
金融機関のサイトでは、住宅ローンを目的別ローンとは別にして記載してる場合もありますが、
住宅を購入する目的のためのローンですから、同じグループと考えても良いでしょう。
目的別ローンでは、借りたお金をその目的以外に使うことはできません。
住宅ローンを借りて、そのお金で車を買ったりしてはいけません。
借りた目的だけに使うことが出来るのが目的別ローンです。
フリーローンに比べると、比較的大きな金額を借りることが出来るので
住宅や自動車購入などの場合は、目的別ローンを選ぶことが多いと思います。
目的別ローンの特徴は
お金を借りる際に証明書が必要
特定の目的のためにお金を借りるローンですので、
お金を借りる際に、その目的を証明できる書類を提出することが必要です。
例えば、自動車ローンであれば、購入予定の自動車の見積書や契約書。
教育ローンであれば、学校の合格通知書、等です。
金融機関によって、認めてくれる書類に違いがあると思いますので、
借りる際に金融機関に訊ねてみてください。
金利は低めで審査が厳しい
フリーローンやカードローンに比べ、金利が低めに設定されています。
その分、審査が厳しい傾向があり、人によっては借りられる金額が少なくなったり、
ローンの申し込みを断られることがあるかもしれません。
審査が厳しいことで、審査に時間がかかることもあります。
カードローンのように「申し込んだその日に借りられる!」という訳にはいきません。
住宅ローンをはじめとする長期間借りるローンは、
金利が低い方が借りる側としては助かるため、
審査が厳しかったとしても、目的別ローンを借りる方が良いでしょう。
まとめ
・目的別ローンとは借りたお金の使い道が決まっているローン
・使う目的を証明できる書類を提出する必要がある
・金利が低く、審査が厳しい傾向がある