asahi.comに、
という記事がありました。
まとめますと、
・来年度から15%程度の電気料金値上げを検討している
・値上げの期間を3年間と想定
・値上げが終了する2015年度には、削減中の社員賞与の水準を元に戻す
となっています。
まったく、ふざけた話だと思います。
原因は地震と津波だったとはいえ、
想定や危機管理の甘さから、日本全土だけではなく、世界中に迷惑をかけておきながら、
「お金が足らないので値上げします」というのは虫のいい話です。
確かに東電で働く社員も頑張っています。
収入が減って大変でしょう。
ですが、今回の原発問題で、職や家を追われた方々も多くいます。
直接的に職を追われた方だけではなく、
この件に関連して、間接的に経営の悪化から職を追われた方もいます。
そういう方は収入すらなくなっているというのに、
社員の賞与を水準に戻すなど、甘えた考えが信じられません。
どれだけの方が、今回の節電要請で
しなくていい努力ををし、不便を強いられていることか!
ボーナスの出ない会社は世の中に沢山あります。
東電も「被害者への補償が終わるまで今後はボーナス無し」くらいのことは考えるべきで、
今から元に戻すことを考えているという発想に驚きです。
競争しない業界の発想というのは、こういうレベルなのだと思い知らされました。
今後もみなさんは余計な料金を払わないために節電しましょう。
節電だけでは、家計を大幅に楽にすることはできませんが、
何もしないよりは良いでしょう。
マネーガイド ジャパン
水道光熱費の節約方法